米国の失業率と株価

サムネイルの背景画像ですが、AIに作ってもらいました。

「米国の失業率と株価の推移のイメージを描いて。」と日本語で指示してみたのですが、割と良いイメージ画像と思いませんか?(AIの制作時間約10秒。す、凄い。) そう思うのは指示した私だけでしょうかw

株価が下落する際に上昇する指標

時に株価は上にオーバーシュート(行き過ぎ)してしまうことがあり、その逆も然りです。また、株価は先行して市場のコンセンサス(業績予想平均)を織り込む傾向にあるが、その時の市場が楽観か悲観かによっても、それらに影響を与えます。(実際は既に織り込まれている。が現実的な捉え方です)

余談になりますが、米国大手メディア会社のCNNが提供している株式市場の市場心理(センチメント)を示す指標であるFear&Greed Indexは投資家の強気(Greed=強欲)と弱気(Fear=恐怖)の偏りが視覚化されています。ご興味がありましたらリンク先をご覧ください。 リンク:Fear&Greed Index


さて、本題となりますが、今回は米国の失業率とつみたて投資で人気のS&P500の関係性を分析しています。

失業率について米国ではレイオフ(一時解雇)があり、日本と雇用環境が異なるため、4~5%は実質的に完全雇用とみられています。

ただ、その失業率も3.4%を底に直近では3.9%へと少しずつではありますが、失業率が上昇してきています。④

以下は米国失業率とS&P500の関係性です。(白線と右軸が米国失業率、オレンジ線と左軸がS&P500)

ここから言えるのは失業率が低下から上昇へ転換しているところで、株価が大きく下落しています。(①、②)

③のコロナショックについては、一時的な下落はあったものの、大規模な金融緩和政策を行ったことで米国経済は堅調に推移してきました。

ご参考までに米国失業率の推移がわかるリンクを添付しています。リンク:Investing.com(米国失業率)

今後どうなるのか

失業率は良くも悪くも景気の状態を表す結果データですので、遅行指数とされています。それをより敏感に早く景気動向を予測するには先行指数も見るべきですが、それについてはまた別の機会に触れたいと思います。

現在、米国の中央銀行であるFRBは、景気を大きく減速することなく、且つ株価の暴落をしないように政策金利の変更時期を慎重に検討しています。

今は高金利かつ株高ですが、それがどこまで続くかわかりません。少しでも資産を守るためには、日々発信される経済情報に対して様々な角度から対応を検討していく必要があります

・つみたて投資はこのままで大丈夫?

・これからつみたて投資をしようと思っているけど問題ない?

・株価が下落時にヘッジをすることはできないの?

 

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なお、矢島FPオフィスでよく利用させて頂いている世界のトレーダーが利用する大変よくできたツールがあります。無料でも十分に使えますので、ご興味がある方はリンク先からご利用ください。 リンク:TradingView

こちらのツールの使い方が分からない方もご連絡ください!

今後も様々な情報を発信していきます。次回のコラムも是非お楽しみにお待ちください!

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